YAMATO やまとらしさとは ABOUT
持続可能な地域医療を目指し、
チームで地域を診る
志ある誰かが「孤軍奮闘」することがあるべき姿とは私たちは考えません。
医療従事者が少ない地方/地域であっても持続可能な地域医療体制を作るためには志を共にする人々が相互に助け合い・補完できることが大切と考え、様々な創意工夫を行っています。
地方と都市を循環する
ドクターチーム
新幹線の駅の付近に拠点を作る/ICTで情報連携をスムーズにするなどの取り組みにより、志のある医師が遠方の地域医療に参加しやすい仕組みを作りました。
ICTで繋がる
地域包括ケアチーム
当院の職員同士は電子カルテで、地域の多職種(ケアマネジャー、訪問看護師、薬剤師、ヘルパー等)とは医療介護従事者用SNSなどで連携を図り、別々の場所にいても患者様の最新の情報が共有できるようにしました。
地域とチームに
OPEN MEDICAL COMMUNITY
地域の多職種の皆さんや健康や在宅療養に関心をお持ちの住民の方々とのミーティングや勉強会を実施。顔の見える関係づくりをするとともに、それぞれの想いやノウハウを共有し地域全体のケアスキル向上に努めています。
考える・伝える
創意工夫の仕事
チームワークを高めるためヒエラルキーのないフラットな組織を志向し、医師・看護師・その他スタッフや役職の別なく、自ら考え行動・発言することを奨励する風土があります。また、カンファレンスや地域イベントへの参加などにより、そのような力を延ばすチャンスが豊富にあります。
「最期まで住み慣れた場所で
自分らしく」を支える
やまとは創立以来一貫して「在宅医療・在宅ケア」に取り組んでいます。地域には一人暮らしや老々介護の高齢者など、通院や入院が難しく在宅での療養を必要としている方がたくさんいます。また、在宅療養されている患者さんのほとんどは、治すことができない病気や障がい、加齢に伴う不可逆的な不調を抱えていらっしゃいます。高齢者の方ばかりでなく、若くして神経難病や末期がんに罹られた患者さんも少なくありません。そのような患者さんやご家族の人生を、しっかりと支えることが地域の在宅ケアチームの役割です。
人に対して思いやり、
誠実・真剣 (患者ファースト)
在宅医療の一番の特徴は、診療現場が患者さんのお住まいであることです。病院の診察室で日頃の様子を尋ねるのとは違い、在宅診療では診療に携わるチームの皆がダイレクトに患者さんの生活歴や取り巻く環境を診ています。
患者さんはどのように暮らしたいか。どのように生き終えたいのか。
そのような難しい問いに対しても、病気ではなく人そのものを診る医療だからこそ「医学的な正解」と患者さんやご家族の希望との違いにも気づくことができます。
やまとは、様々な想いに揺れる患者さんのことを第一に「自分たちにできることは何か」と常に考え続けています。また、まだ見ぬ将来の患者さんのことも想像し、院内外の仕組みを整えていくことも大事にしています。
志ある人材を支援する
やまとは、 志や想いを持つ医師や人材が「自分の為したいこと」を実現できる環境・チームづくりを目指しています(自己実現カンパニー)。具体的には、地域での活躍を志す医療人材への教育機会や、働きやすい勤務形態の提供などの直接的な支援に加え、海外医療支援に携わる医師の一時帰国時の雇用や医師の開業サポートなどの間接的な支援も行っています。また、医療職・非医療職の別なく「プロジェクト」を通じて新サービスやカイゼン、まちづくりなど自身の志を形にするチャンスを精力的に創造しています。
タスクシフト・タスクシェア
従来医師が行っていたことを看護師へ、看護師が行っていたことを診療アシスタントへといったように「特定の資格者でなくても可能な業務」を柔軟にタスクシフト・タスクシェアし、医師や看護師が少ない地域でも診療の質を保てる環境を整えるとともに、非・医療職のスタッフが、資格や経験に制限されることなく新しいスキルや知識を身につけ、成長ややりがいを実感できるようにしています。
やまとの概要 ABOUT
医療法人社団やまとの沿革 HISTORY
2011年の東日本大震災をきっかけに結成された医療支援チームをベースとして、2013年4月に宮城県登米市と東京都板橋区高島平の2カ所で、それぞれ在宅医療を中心に行う診療所を開設。2014年12月に2つの診療所がそれぞれ法人化し、やまと在宅診療所 登米は「医療法人社団やまと」として事業を開始。
現在は在宅診療を主体とする診療所(宮城県登米市、大崎市、栗原市、仙台市、名取市/神奈川県川崎市、横浜市/岩手県一関市)を中心に訪問看護ステーション、栄養ケアステーションを運営。
診療実績 PERFORMANCE
理事長略歴 PROFILE
医療法人社団やまと 理事長 田上 佑輔(たのうえ ゆうすけ)
1980年5月 | 熊本県出身 |
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1999年3月 | ラ・サール高校 卒業 |
1999年4月 | 東京大学理科Ⅲ類 入学 |
2005年3月 | 東京大学医学部 卒業 |
2005年4月 | 国保旭中央病院 研修医 |
2007年4月 | 国保旭中央病院 外科専修医 |
2010年4月 | 東京大学医学部附属病院 腫瘍外科 |
2013年4月 | やまと在宅診療所 登米 院長 |
2014年12月 | 医療法人社団やまと 理事長 兼 やまと在宅診療所 登米 院長 |
メディア掲載・プレスリリース MEDIA / PRESS RELEASE
メディア掲載情報 MEDIA
- 2024.06.07 ばんぶうクリニック6月号「チーム循環型医療で宮城県南地域に在宅医療を届ける」で白石診療所が紹介されました
- 2024.03.14 河北新報社 「在宅ケアへ 白石に診療所」で当法人の活動が紹介されました
- 2023.06.14 岩手めんこいテレビ ”在宅診療所が開く患者を「しのぶ会」 看取った家族とスタッフが語り合う<岩手・一関市>”で一関診療所が取り上げられました
- 2023.06.13 岩手めんこいテレビ“地域駆ける医師「自分らしく生きられるまちへ 在宅診療を当たり前に」 看護や介護との連携で提供する「総合診療」【岩手発】”にて一関診療所が取り上げられました
- 2023.03.28 第2回「SDGs岩佐賞 医療部門」で「地方と都市の医師循環モデル」が表彰されました
- 2023.06.01 仙台経済界「仙台のプロジェクト」でやまとプロジェクトが取り上げられました
- 2023.01.10 河北新報「地方勤務の新たなモデルは「医農両立」 一関の医師、野菜の栽培に挑戦」で医師の杉山の活動が紹介されました
- 2023.02.15 東日本放送「緩和ケアを担う看護師 在宅診療所と病院が連携して育成へ」で大崎診療所の看護師が取材を受けました
- 2023.01.05 週刊 高齢者住宅新聞 Online「仙台市の病院、教育連携 人材循環で医師確保」(医療法人社団やまと)が掲載されました
- 2022.09.27 河北新報朝刊「名取に在宅診療の新拠点 人生の最後 笑顔で家族と」(名取・中保院長)が掲載されました
- 2022.11.23 岩手めんこいテレビ「Live News」”在宅看取り” テーマの映画上映会 最期の迎え方 語り合う機会に(一関 杉山医師)が放映されました
- 2022.09.06 KHB東日本放送「チャージ!」(あゆみ仙台・星野院長)が放映されました
- 2022.11.03 河北新報「「おかえりモネ」菅波先生のモデル 登米の田上医師 理事長に 仙台・光が丘スペルマン病院」で理事長の田上が取り上げられました
- 2022.09.01 月刊「清流」10月号【第1特集】「前向き」にあきらめる!に掲載されました(大崎・大蔵院長)
- 2022.07.02 朝日新聞(東北版)『医師不足 細る医療 移住せず診療「後押しを」』が掲載されました
- 2022.07.08 朝日放送系列各局『テレメンタリー「うちのセンセイ」』(理事長・田上)が放映されました
- 2022.03.19 岩手日報「ひと」に記事が掲載されました(一関診療所・杉山医師取材記事)
- 2022.02.12 河北新報・東京新聞等に「かわる/かえる」が掲載されました(理事長・田上取材記事)
- 2021.12.11 河北新報ONLINE「在宅医療「専門医」育成へ連携 東北大と宮城の2診療所」(法人取材)が掲載されました。
- 2021.11.04 朝日新聞(全国)「東大病院から被災地へ「リアル菅波先生」の医師(理事長・田上取材)が掲載されました。
- 2021.12.04 岩手日報「野菜作り住民と交流「大地に根差す在宅医療」」(一関診療所取材)が掲載されました。
- 2021.11.08 岩手日報(岩手版)「前向きな『人生会議』しよう」(一関医師・杉山寄稿)が掲載されました。
- 2021.10.14 日本農業新聞「地産地消のコラボ弁当 累計2000個突破」(当院カフェ取材)が掲載されました。
- 2021.10.10 朝日新聞(宮城)「被災地 若き外科医変えた 震災10年7ヶ月 在宅診療 患者の人生と向き合う」(理事長・田上取材)が掲載されました。
- 2021.09.30 NHKラジオ第1 (仙台)「ゴジだっちゃ!」「在宅医療の新しい力 診療もできる看護師」(当院看護師・田平取材)が放映されました。
- 2021.09.29 m3.com「連載 : ドラマ『おかえりモネ』~リアル菅波先生を訪ねてVol. 3 「田舎暮らしへの憧れ」だけで医師は地方に来ない」(大崎院長・大藏取材)が掲載されました。
- 2021.09.26 m3.com「連載 : ドラマ『おかえりモネ』~リアル菅波先生を訪ねてVol. 2 医師の困難「変わりたくない人々」との付き合い方」(大崎院長・大藏取材)が掲載されました。
- 2021.09.22 m3.com「連載 : ドラマ『おかえりモネ』~リアル菅波先生を訪ねてVol. 1(大崎院長・大藏取材) 週末は東京、平日は宮城「二拠点生活」医師の目算」が掲載されました。
- 2021.09.10 NHKオンライン「登米の医療とドラマをサポート!リアル”菅波先生”」(理事長・田上取材)が放映されました。
- 2021.09.09 KHB東日本放送「チャージ!」「医療体制整備にも限界、できる限りの対策を」(栗原院長・土屋取材)が放映されました。
- 2021.08.26 岩手朝日テレビ「Jちゃんいわて」「在宅診療で守る未来」(一関診療所取材)が放映されました。
- 2021.08.20 岩手日報社「ワクチン訪問接種に力」(一関診療所取材)が掲載されました。
- 2021.07.15 岩手めんこいテレビ「元ボクサーの医師 在宅診療に奮闘」が放映されました。
- 2021.07.05 仙台放送「ライブニュースイット!」「在宅医療 オンライン予診導入」(大崎診療所取材)が放映されました。
- 2021.06.30 NHK仙台「てれまさむね」「在宅診療接種に密着」(登米診療所取材)が放映されました。
- 2021.06.29 宮城テレビ「ミヤギnews every.」「オンライン予診」(大崎診療所取材)が放映されました。
- 2021.06.22 KHB東日本放送「チャージ!」「オンライン予診で接種人数2倍に」(大崎診療所取材)が放映されました。
- 2021.06.23 岩手日報社(岩手版)「在宅医療で寄り添う」(一関院長・川島取材)が掲載されました。
- 2021.06.18 河北新報(宮城版)「リモート活用 在宅接種」(大崎診療所取材)が掲載されました。
- 2021.06.10 読売新聞(宮城版)「地域支える医師10人募る」(法人取材)が掲載されました。
- 2021.06.09 読売新聞(岩手版)「移住せず地域医療貢献」(法人取材)が掲載されました。
- 2021.05.17 読売新聞(岩手版)「希望叶える在宅診療」(一関院長・川島取材)が掲載されました。
- 2021.04.01 岩手日日新聞(岩手版)「24時間体制で在宅医療 やまと在宅診療所一関開設」(一関院長・川島取材)が掲載されました。
- 2021.02.25 DOCTOR`S MAGAZINE「challenger‐挑戦者に聞く。震災を機に在宅診療所を開設。東北の地から医師の「働く」と日本社会を変える」(理事長・田上取材)が掲載されました。
- 2020.12.25 週刊日本医事新報.5045「ニーズと価値に基づくケア」(大崎院長・大蔵寄稿)が掲載されました。
- 2021.01.01 medical practice vol.38「在宅医療と地域医療」(理事長・田上寄稿)が掲載されました。
- 2019.10.04 読売新聞(宮城版)「終末期患者の人生本に」(当院看護師・名嘉原取材)が掲載されました。
- 2019.09.23 M3.com「平日は宮城、週末は東京」で地域医療は回るか?(大崎院長・大蔵取材記事)が掲載されました。
- 2018.07.10 夕刊フジ特別版「健康手帳」「”気づく力”で在宅医療の質を高める」(理事長・田上取材)が掲載されました。
- 2018.05.17 河北新報(宮城版)朝刊「安心して暮らせる地域目指して」(当院看護師・名嘉原取材)が掲載されました。
- 2016.02.22 河北新報(宮城版)朝刊「この人このまち」(理事長・田上取材)が掲載されました。
プレスリリース PRESS RELEASE
- 2024.03.01 地方と都市部を結ぶ医師循環型モデルが広がる。やまと地域医療グループが「医療法人やまとコールメディカル福岡」を設立
- 2023.06.01 これからの地域医療を支える医師を対象に「地域医療のはじめ方講座」を開講
- 2022.09.01 宮城県立がんセンターを定年退職した医師、自宅療養を望む患者さんを支えるため在宅診療医に
- 2021.07.30 INTILAQとやまと、医療・介護分野の社会起業家育成で連携
- 2021.06.18 やまと在宅診療所大崎、新型コロナワクチン接種に「オンライン予 診」を開始。接種会場に集えない在宅患者へのワクチン接種を促進
- 2021.05.27 宮城県登⽶市に本部を置く「医療法⼈社団やまと」が、 東北の医師偏在地域10カ所に地域医療を提供するために、10名の医師を募集
- 2021.04.05 病院ではなく、家で最期を迎える選択肢をすべての⼈に 在宅診療の専⾨機関「やまと在宅診療所 ⼀関」がオープン
- 2021.03.19 「やまとプロジェクト」、患者の⼈⽣そのものを診る最先端の 地域ケアを⾏う医療⼈材を募集、医者としての本質を追求する