診療アシスタント プロジェクト




医療法人社団やまとは新たな役割を担う「診療アシスタント」の育成を通じ、質の高い医療の提供や持続可能な診療所経営の実現を志しています。
診療アシスタントの導入や育成、在宅診療への参画を検討されている医師の見学やアライアンス等、各種相談も受けつけております。ぜひ、お気軽にお問い合わせください。
診療アシスタントとは
私たち「やまと地域医療グループ」の大きな特色は、その活動拠点の大半が医師不足地域・医師偏在地域であること、そして、医師、看護師、診療アシスタントが三人一組のチームで医療を行っていることです。
診療アシスタントは、医師や看護師のような医療資格者ではなく、医療行為は行いません。医師とともに患者さまの元へ同行し、診療を補助します。関係者とコミュニケーションを取りながら、診療前の調整や事務業務の連携を行っています。医療クラークや看護助手、相談員などが持つ役割や業務を、在宅医療の現場に即して選択し、統合した職種です。


「やまと」の医師は、在宅医療にまつわる幅広い事務、調整業務全般を診療アシスタントにタスクシフトしています。
医療者の絶対数が限られる地域でも数多くの診療を成り立たせる「やまと」の重要なインフラです。
診療アシスタントの医師からの評価
「やまと」で勤務している医師に、診療アシスタントの効果の実感度合いについて、アンケートを実施しました(n=36)。
以下に示すとおり、各項目で診療アシスタント導入の効果を実感し、患者さまのQOL向上や、医師自身のライフワークに良い影響を及ぼすと考える医師が多いことが分かります。このことは、医療機関の大きな課題のひとつである医師リクルートにおいても、強みとなるポイントです。



診療アシスタントの貢献効果
診療アシスタント導入における様々な効果のうち、2つのポイントを紹介します。
①タスクシフトによる組織生産性の向上
診療アシスタント導入による経営効果の本質は「看護師などからの置き換えによる短期的な人件費の削減」ではありません。
導入により一時的に人件費が上がることはありますが、中・長期的には人件費が適正な比率となり、組織生産性の改善につながります。
②患者さまの目線に立ったサービスの向上
- 診療アシスタントへのタスクシフトにより、医療者が診療に集中できる
- 訪問ルートや訪問時間の最適化により、移動が効率化される
- 診療アシスタントのサポートにより、1件当たりの診療時間を短縮することができる
結果として、医師の1日あたりの診療可能件数を増やすことができます。
また、診療所の事務長では即応が難しい診療現場での課題解決を、最新の診療現場を熟知したメンバーが柔軟に行うことで、診療の質や効率が向上します。


診療所の評判が高まることは、新しい患者さまの紹介にもつながります。
- 診療アシスタントへのタスクシフトにより、医療者が診療に集中できる
- 訪問ルートや訪問時間の最適化により、移動が効率化される
- 診療アシスタントのサポートにより、1件当たりの診療時間を短縮することができる
医師の1日あたりの診療可能件数が増えることで、新規の患者さまの受け入れを断ったり、医師を追加で採用したりすることなく、スムーズな診療所の運営に近づきます。診療アシスタントは、診療所の価値向上に寄与する存在です。ぜひ、導入をご検討ください。
診療アシスタントに関する
相談フォーム
在宅診療の開始や診療アシスタントの導入を検討されている先生方を対象に、見学やご相談を受けつけております。ご希望の方はこちらからご連絡をお願いします。担当者より折り返しご連絡差し上げます。